今回はこのブログでは人気の高いAdobe Illustratorを使ったカレッジ風アーチ文字の作り方第3弾!!
下側がアーチのロゴの作り方を画像付きで解説します。
あなたのチームTシャツやイベントTシャツ等のデザインに役立つテクニックなので
参考にして頂けると嬉しいです。
まだイラレをインストールされていない方はイラレを無理なくお得に導入する方法を
読んでみて下さい。
フォントを選ぶ
カレッジ風のロゴはFontで8割が決まります。
以前の記事でも紹介致しましたが、改めてカレッジっぽいフォントをご紹介致します。
College Regular
その名の通り、カレッジグラフィックに適しているとFontだと思います。
少し細身のFontです。あとでアウトラインを付けたりする場合はこのぐらいの太さが使いやすいです。
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Versa Versa
ストレートなイメージのOLD SCHOOLタイプのフォントです。
少し太めなので線だけで表現したりするとカッコイイですよね。
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Letter Sweater Display SSi Regular
細めのカレッジ風書体なので、アウトライン装飾をしたりする時にバランスが取りやすいので、
おすすめのフォントです。
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Letter Sweater Display SSi Regular
Letter Sweater Display SSi Bold
Letter Sweater Display SSi Regularの一回り太いFontです。
少し太めなので線だけで表現するときに使いやすいFontです。
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Letter Sweater Display SSi Bold
Academic M54
Letter SweaterとVersa Versaを足して2で割ったような感じで、
ほどよく装飾感のあるフォントです。
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Academic M54
アーチの原型を作る
今回はアーチの原型を作って、原型に合わせてエンベローブで変形させるやり方なので、
まずはアーチの原型を作ります。
上側がまっすぐで下側がアーチになった下のような原型を作ります。
まずは長方形を作成します。ツールバーの長方形ツールを選択して、
アートボードのどこでもいいのでクリックして、長方形ツールのダイアログが表示されるので、
幅150mm、高さ50mmと入力して長方形を作成します。
出来た長方形を選択して、メニューバー→オブジェクト→エンベローブ→ワープで作成を選択します。
ワープオプションのウインドが表示されるので、以下の通り入力してください。
スタイル:円弧、垂直方向に✓、カーブ:40%
これで長方形が扇形に変換されます。
この扇形をパスに変換します。扇形を選択して、メニューバー→オブジェクト→分割・拡張…
を選択すると、分割・拡張のダイアログを表示されるので、
オブジェクトと塗りにチェックが入っていることを確認し「OK」をクリック、
これで扇形がパスに変化されます。
再び長方形ツールをつかって、150mm×100mmの長方形を作成して、
長方形と扇形を整列の「水平方向中央に整列」と「垂直方向中央に整列」で
縦横センター合わせにします。
センター合わせで重なったらパスファインダーの分割をクリックして分割し、
分割後に不要な部分を削除します。(図10の赤い斜線の部分を削除)
最後に上側の部分を水平にします。
上部の右角と左角を通る直線をペンツールで作成します。
先ほどと同様にパスファインダーの分割で分割し上部の不要な物を削除します。
これでアーチの原型が完成です。
エンベローブで文字を変形
文字ツールでテキストを打ち込みます。今回は「BOSTON」という文字を
先ほど紹介したLetter Sweater Display SSi Boldで書きました。
テキストが打ち込めたらアーチの原型を選択して、オブジェクト→重ね順→最前面へをクリックし、
アーチ原型の配置を最前面にしておきます。あとはテキストとアーチ原型を選択して、
オブジェクト→エンベローブ→最前面のオブジェクトで作成を選びます。
この時、文字の大きさは気にしなくても大丈夫です。原型に合わせて自動で拡大縮小されます。
これで下がアーチのカレッジ文字が完成します。
文字に縁飾りを付けたり、以前紹介した波形アーチと組み合わせると
それらしいカレッジロゴに見えます。ぜひいろいろなアレンジをお試し下さい。
その他のカレッジ風アーチ文字の書き方は以下よりどうぞ
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