先日、Adobe MAX 2022に合わせてIllustrator 2023(27.0)がリリースされました。
いくつか新機能が追加されましたが、今回はそのうちの1つ「クロスと重なり」について解説致します。
以前、パスファインダーを使って同じようなグラフィックの作り方を解説した事がありますが、
今回の新機能追加で全く無意味な記事になってしまいました。
参考までに「絡まった文字の作り方」。昔ながらのやり方がでやってみたい方はご一読ください。
それではさっそく、新機能「クロスと重なり」の使い方を解説します。
まず重なった2つのオブジェクトを準備します。重なり順序を変えるツールなので色は変えておきます。
2つのオブジェクトを選択した状態でオブジェクト→クロスと重なり→作成を選択。
すると投げ縄と三角のアイコンが表示されます。
この投げ縄+三角のアイコンで重なりの順番を変えてやりたい部分を囲むと
重なりの順番がその部分だけ変わります。今回は右上と真ん中の順番を入れ替えました。
これで簡単に絡まった文字をつくる事が出来ます。
線を付けても重なり順が保たれたまま線がつくので、チームロゴやグラフィックTEEなどにも使えそうです。
こんな素敵な使い方を考えたクリエータさんもいらっしゃいました。
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