今回はAdobe illustratorで色々な基本図形の描き方を解説致します。
基本図形を描くには「長方形ツール」等のツールを使うことで簡単で正確に、
様々な図形を描くことが出来ます。
長方形ツールなどの各種ツールはツールバーの左側上から5番目にあります。
それぞれのツールの使い方を説明しますが、今回は基本的図形の描き方なので、
「フレアツール」の使い方は省略させて頂いて、また別の機会にご説明させて頂きます。
長方形ツール
長方形ツールは四角を描くツールです。
長方形だけでなく、正方形ももちろん描けます。
長方形を描く
長方形ツールを選んでアートボードをクリック、そのままドラッグすることで
感覚的に四角が描けます。
正方形を描く
ドラッグする際にシフトボタンを押しながらドラッグすると正方形になります。
指定したサイズで四角を描く
長方形ツールを選んでアートボードをクリックだけ（ドラッグしない）で
長方形のダイアログが表示されますので、
「幅」と「高さ」を入力すれば決めたサイズの四角が描けます。
角丸長方形ツール
角丸長方形ツールは角の丸い長方形を描くツールです。
長方形ツールのアイコンを右クリックするとツールのアイコンが出てきます。
使い方は長方形ツールとほぼ同じです。
角の丸い四角を描く
長方形ツールと同じでクリック＆ドラッグで角丸の長方形が描けます。
角丸長方形ツールもShiftボタンを押しならドラッグすると角丸の正方形が描けます。
角丸の大きさを変える
角丸長方形ツールもツールを選んでアートボードをクリック（ドラッグしない）すると
角丸長方形ダイアログがでます。
このダイアログの中に「角丸の半径」という項目がありますので、
その数値を変えることで角の丸みを変えることが出来ます。
楕円形ツール
楕円形ツールは円を描くツールです。
長方形ツールのアイコンを右クリックするとツールのアイコンが出てきます。
使い方は長方形ツールとほぼ同じで、感覚的に楕円が描けます。
楕円を描く
楕円系ツールを選んでアートボードをクリック、そのままドラッグすることで
感覚的に楕円が描けます。
こちらも同じくShiftボタンを押しならドラッグすると正円が描けます。
楕円形ツールもツールを選んでアートボードをクリックだけ（ドラッグしない）で
楕円形のダイアログダイアログがでます。
このダイアログに数値を入力すれば指定した数値の円が描けます。
多角形ツール
多角形ツールは様々な辺の数の図形を描けます。
長方形ツールのアイコンを右クリックするとツールのアイコンが出てきます。
小学校の時に定規や分度器、コンパスなどを使って八角形ぐらいまでは描いた記憶がありますが、
40角形でも、100角形でも描けます。ほぼ円ですが・・・・。
六角形を描く
多角形ツールの初期設定は六角形に設定されていますので、
多角形ツールを選択して、そのままクリック＆ドラッグすれば六角形が描けます。
この時Shiftを押しながら、ドラックすると
まっすぐの向きの六角形が描けます。
辺の数を指定する
多角形ツールを選択した状態でアートボードをクリックすると多角形ダイアログがでます。
このダイアログの「辺の数」の項目に3以上の数字を入力すれば
様々な多角形を描けます。
スターツール
スターツールは星を描くツールです。
星と行っても5ポイントスターだけではなく、メルセデスのマークみたいな3ポイントスターなども
簡単に描けます。
★を描く
基本的な5ポイントスターの描き方です。
スターツールの初期設定で5ポイントスターなので、ツールを選択して、
そのままクリック&ドラッグで★が描けます。
他のツール同様Shiftを押しながら描くと中心で左右対称の★が描けます。
3ポイントスターを描く
ダイアログで数値を設定することで
メルセデスのような3ポイントスターを描く事も出来ます。
他のツール同様、スターツールでアートボードをクリックします。（ドラッグしない）
スターダイアログがでますので、下記のような数値を入力します。
- 第一半径=50mm
- 第二半径=8mm
- 点の数=3
すると下記のような3ポイントスターが描けます。
まとめ
図形を描くツールはアイデア次第で色々なデザインに使えますので、
ぜひ色々試してみてください。
個人的にはずっと「ハートツール」が欲しいと思ってます。
Adobeさん是非、ハートツールの導入を検討してください。
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