今回は回転ツールの使い方を解説致します。
回転ツールはその名の通り、回転させるツールですが、
オブジェクトだけではなく、パターン(柄)も回転させることが出来ます。
回転ツールはツールバーの左側上から7番目にあります。
オブジェクトの回転
まずは基本的なオブジェクトを回転させる方法です。
回転させる
1.回転させたいオブジェクトを選択ツールなどで選択します。
2.回転ツールを選ぶ。
3.ドラッグ
回転ツールを先に選んで、command⌘ボタンを押しながらクリックすれば、
1,2の動作がショートカット出来ます。
起点を変える
初期設定ではオブジェクトの中心が回転時の起点になっていますが、
選択したオブジェクトを回転ツールでクリックすると
クリックした位置が起点に変わります。
角度を指定する
ツールバーの回転ツールのアイコンをダブルクリックすると
回転ダイアログが出てきます。そこに角度を入力することで
指定した角度に回転できます。
この時の回転の方向はアイコンの示すとおり反時計回りです。
時計回りに回転させたい時は数字の前に-を入れると時計回りに回転します。
パターンの回転
回転ツールはオブジェクト(図形)だけではなく、
パターン(柄)の回転も可能です。
普通に回転させるとパターンとオブジェクトの両方が回転しますが
ダイアログからパターンのみの回転を指示出来ます。
回転ツールのアイコンをダブルクリックして回転のダイアログを表示し
オプションの項目の「オブジェクトの変形」の✓を外し、
「パターンの変形」に✓をいれてOKを押して回転させるとパターン(柄)のみが回転します。
まとめ
回転ツールは使用頻度が高いツールですが、
使い方は非常に簡単なので是非あなたのデザインワークに取り入れて取り入れてみてください。
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