イラレ初心者必見!リフレクトツールの使い方を画像付きで解説

Adobe Illustrator

今回はAdobe Illustratorのリフレクトツールの使い方をイラレ初心者の方に向けて解説致します。
リフレクトツールはオブジェクト(図形)やパターン(柄)を反転させるツールです。
左右対称の図形を描いたりする時に便利なツールです。

リフレクトツールはツールバーの左側、上から7番目の回転ツールを右クリックすると出てきます。

基本的な使い方を以下の項目で解説致します。

オブジェクトの反転

リフレクトツールは反転させるツールなので、

基本的には垂直か水平での反転がメインになるかと思います。

なので、回転ツールのようにドラッグでも使用できますが、あまり使わないと思います。

基本的には下図のようにリフレクトツールのアイコンをダブルクリックして、

リフレクトダイアログで「水平」か「垂直」で指示することがほとんどだと思います。

垂直に反転させる

ダイアログの「水平」にチェックして、OKをクリックすると

水平(横軸)を基準に反転します。

垂直に反転

ダイアログの「水平」にチェックして、OKをクリックすると

垂直(縦軸)を基準に反転します。

具体例(Tシャツ)

操作は非常に簡単ですが、いったい何に使うの?という疑問もあると思いますので、

私の本業のアパレルデザインでの使い方を例に解説致します。

アパレルのデザインのシルエットは基本的には左右対称です。

長袖などはのデザイン画は右は袖を伸ばして、左は袖を曲げて左右非対照に描いたりもしますが、

半袖Tシャツなどのデザイン画は左右対称で描かれています。

そんなときに半身だけを描いて、残りの半身はリフレクトツールで反転さて描きます。

丸首の衿も同じ要領でリフレクトツールを使えば簡単に

左右対称に描くことが出来ます。

パターンを反転

リフレクトツールも回転ツールと同様にパターン(柄)を反転させることが出来ます。

ダイアログのオプション項目で

「オブジェクトの変形の✓を外し、「パターンの変形」に✓を入れます。

こうすることでパターン(柄)のみを反転できます。

まとめ

リフレクトツールは使い方次第で色々な事に応用できます。

以前、日本の家紋を描いたときにリフレクトツールを多用して描きました。

それまではあまり気にして見ていませんでしたが、

多くの家紋が左右対称の図形の組み合わせで出来ています。

イラレの無かった昔の人がよくこの左右対称の図案を描けたなと関心したぐらいです。

皆さんもイラレの練習に家紋を描いてみてはいかがですか?

色んなツールの応用に役立って、勉強になりますよ。


家紋を描くならAdobe Illustrator

コメント

タイトルとURLをコピーしました