桜が満開ですね!!(この記事を書いてる今は2022/04/02です。)
そんなわけで、今回はAdobe Illustratorで桜の花を簡単に描く方法を解説致します。
この描き方だと絵心のないあなたでも「桜」が上手に描けます。
少し形をアレンジするだけでいろんなバリエーションが作れますし、
アイコンのような桜なので、ロゴにも使いやすいです。
お花見気分で是非最後までお読みください。
・絵心がなくても桜の花が描ける。 ・バリエーションが作りやすい。 ・ロゴの一部としても使える。 |
桜の花びらを一枚描く
今回の描き方は桜の花びらを1枚描いてコピーして左右対称の桜の花を描きます。
以下の手順で桜の花びらを描いていきます。
- 花びらの左半分を描く。
- 半身の花びら反転コピーして合体。
- 形を整える。
1.花びらの左半分を描く
ペンツールを使って、花びらの左半分をかきます。
この時、塗り=無し、線=ピンクで描くと形が分かりやすいです。
(線の色は何でもいいです、ポントは塗り=無しにする事です。)
まずは直線でいいので大体の形を描きます。
自信のない方は何か参考になるもを見ながら描くといいと思います。
直線で描けたら「アンカーポイントツール」でカーブを作ります。
アンカーポイントツールはペンツールを右クリックすると出てきますので、
①と②の角をカーブにします。少し細身のハートみたいなイメージです。
2.反転コピーして合体
次に反転コピーして合体させます。反転の前に中心になる点を揃えます。
「ダイレクト選択ツール」で中心になる右側の2点のみを選択して、
「整列」ウインドウの「水平方向右に整列」をクリックして右側で揃えます。
次に「選択ツール」でオブジェクトを選択して、「リフレクトツール」をWクリックして、
「リフレクトウインド」を表示させ「リフレクトの軸」で「垂直」を選択し、「コピー」をクリック。
コピーしたオブジェクトを選択して、中心になる点を合わせます。
この時に「メニューバー」→「表示」→「スマートガイド」にチェックを入れておくと
パスが交差した時に「交差」と表示されるので便利です。
反転コピー→交差が出来たら、2つのオブジェクトを選択して、
「パスファインダー」→「形状モード」→「合体」をクリック。
これで花びらが1枚完成なので、塗りと線を反転しておいてください。
3.形を整える
合体すると「花びらが太いなー」とか、「細いなー」というのがよく分かります。
そんなときは「拡大・縮小ツール」を使ってこの段階で修正しておくと後の作業が楽です。
また、花びらの外側の切り込みが深い時は「ダイレクト選択ツール」で切り込みのパスを動かして
修正してください。
回転とコピーで花びらを5枚に
出来た花びらを並べて、桜の花の形にします。
桜の花びらは5枚なので、以下の手順で5枚にします。
- 花びらを水平に反転&コピー
- 72°で回転&コピー
- 不要な花びらを削除
1.花びらを水平反転&コピー
描いた花びらを「選択ツール」で選択して、
「リフレクトツール」をダブルクリックし、「リフレクトウインドウ」を開きます。
「リフレクトの軸」で「水平」を選択し、「コピー」をクリック。
コピーされた花びらを移動させて下側に移動させます。
回転ツールで「180°回転&コピー」でも大丈夫です。
2.72°で回転&コピー
2つの花びらをどちらも選択して、「回転ツール」をWクリックして、
「回転ウインドウ」を開きます。
角度に「72°」と入力し、この作業を4回繰り返します。
2回目以降は「⌘+D」のショートカットで繰り返しが実行出来ます。
不要な花びらを削除
画面上では見にくいですが、現状花びらは10枚なので、不要な花びらを消します。
消す花びらを「選択ツール」で選択して、「Delete」ボタンを押します。
最初に一番下側の花びらを消して、1つ飛ばしで消すとやりやすいです。
これで桜の花は完成です。
アレンジ
少し手を加えるだけでいろんなアレンジが出来ます。
- 花弁を描く
- 花びらの間隔を離す
- 花びらを太くして、合体させる
- 角丸にせずに描く
等々、アイデア次第でいろんな桜を描くことが出来ます。
またアイコンぽく描かれた桜はロゴにも使いやすいです。
あなたのチームのモチーフに使ってみてはいかがですか?
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