今回はAdobe Illustratorで簡単に図1のような地球儀アイコンの描き方を解説します。
色々な企業のロゴに使われていたり、エアライングラフィック風のロゴ作成に使えるアイコンです。
簡単なので、是非作ってみて下さい。
外枠と中心線を描く
まずは外枠を描きます。
楕円形ツールで以下の様な正円を描きます。
大きさ:100mm×100mm、塗り:透明、線:ブルー
外枠が出来たら上下左右の中心線を描きます。
ペンツールで直線を描きますが、その前に「メニューバー」→「表示」→「スマートガイド」に✓を入れておいて下さい。
スマートガイドにチェックが入っていると、アンカーポイントにペンツールを重ねると
「アンカー」と表示されるので中心線を描くのに便利です。
上下の中心線が描けたら、回転ツールを使って90°回転コピーします。
緯線を描く
次に緯線(緯度の線)を描きます。
上下の中心線を外枠の円の上側にshift+optionを押しながらドラッグコピーします。
この時もスマートガイドがonになっていたら交差と表示されるので便利です。
上側にコピーが出来たら、適当な間隔で中心と上側の間に2本ドラッグコピーします。
横線が4本出来たら、全ての横線を選択して、「整列」の「垂直方向等間隔に分布」をクリック。
これで4本の線が等間隔に並びます。
一番下の線を⌘C+⌘Fで2本重ねて置いて下さい。
この緯線にカーブを付けます。
4本の線を選択して(円の中心線は1本だけ選択)、「メニューバー」→「効果」→「ワープ」→「円弧」で「ワープオプション」ウインドウを表示し、
「スタイル:円弧」、「水平方向」、「カーブ-30%」と入力し、OKをクリック。これで直線がカーブになります。
カーブ線を選択して「メニューバー」→「オブジェクト」→「アビアランスを分割」を選択し、
カーブ線をパスに戻します。
パスになった線を選択し、一番上のカーブと外枠の円を重ねます。
重なったら上下の線を消します。
残った2本のカーブと外枠の円を選択し、回転ツールで180°回転コピーします。
円の部分は2重になるので、1つ消しておいてください。
円と線を選択して、パスファインダーで分割します。
これで緯線は完成します。
経線を描く
次に経線を描きます。
緯線と同様に左右の中心線を選択して、「メニューバー」→「効果」→「ワープ」→「円弧」で「ワープオプション」ウインドウを表示します。
「スタイル:円弧」、「垂直方向」、「カーブ50%」と入力し、OKをクリック。
カーブになったら、「メニューバー」→「オブジェクト」→「アビアランスを分割」でパスに変換しておきます。
出来上がった縦カーブ線を選択して、リフレクトツールで垂直反転コピーし、
右半分にドラッグすれば完成です。
まとめ
地球儀のアイコンはグラフィックに使いやすいので、
色々なグラフィックにアレンジしてみてください。
イラレをまだインストールされてない方は下記からどうぞ。
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