Adobe Illustratorの「文字ツール」のシリーズについてイラレ初心者にむけて
画像付きで解説致します。
ポスターやフライヤー、名刺、ブログのアイキャッチにYoutubeのサムネ…etc.
色々なグラフィックデザインは文字との組み合わせが必要不可欠です。
そんな文字と組み合わせたデザインがやりやすいのがAdobe illustratorの最大の魅力だと思います。
文字デザインに使うツール「文字ツール系」の解説です。
文字ツール系は7種類
文字ツールシリーズはツールバーの左側、上から4番目にあります。
それぞれのツールは右クリックで表示されます。
文字ツール系には以下の7種のツールがあります。
それぞれのツールの使い方を順に解説致します。
文字ツール
文字ツールはその名の通り、文字を書くツールです。
文字ツールのアイコンを選択して、アートボードをクリックすると文字が書けます。
書いた文字を選択ツールなどで選択すれば、「FONT」、「サイズ」、「色」、
「配置場所」など全て後から変えれます。
文字のサイズやFONTと等を変えるときは
ウインドウ→書式→文字で文字ウインドウを表示して、このウインドウから変更が可能です。
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エリア内文字ツール
エリア内文字ツールは決められた枠の中に文字を収める事の出来る文字ツールです。
フライヤーやポスターなどの文字を収めたい場所にきれいに収めることが出来ます。
下の写真で赤い点線の枠にメッセージを収めたい時に
赤い枠の形のパスを「ペンツール」等で作製して、
「エリア内文字ツール」でパス(どこでもいいです)をクリックして文字を記入するだけで、
このワクの中に文字が収まります。
こんな感じ↓
四角だけではなく様々な形に収めることが出来ます。
丸の中に納めるとこんな感じに表現出来ます。
パス上文字ツール
このツールはグラフィク作成で必要不可欠な文字ツールです。
文字をアーチ状にしたり、円に沿って文字を書いたり出来るツールです。
私は仕事でTシャツのグラフィックをよくデザインしますが、
本当に良く使うツールです。
画像の様にカレッジっ柄っぽいアーチ文字を作ったり。
作り方については以下をご参照ください。
円に沿って丸く一周文字を書けたりします。
チームTシャツやエンブレムのデザインには必要なツールです。
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文字(縦)ツール
文字を縦書きするツールです。日本人のためのツールかもしれませんね。
和風なデザインに使えるツールです。
エリア内文字(縦)ツール
エリア内文字ツールの縦書き版です。
こちらも日本のデザインの現場では重宝するツールです。
適当に文字を並べただけで、電車の中吊りに見えてきます(笑)
パス上文字(縦)ツール
こちらも同じくパス上文字ツールの縦書きです。
下図のような感じでパスに沿った縦文字が書けます。
やはり、日本人しか使わないようなツールです。
文字タッチツール
文字タッチツールは1つのテキストオブジェクト(文章)の中の1部分だけのサイズを変えたり、
角度を変えたりを直感的に操作出来るツールです。
文字タッチツールで変形させたい文字を選択すると下図のような青い四角が表示されます。
この四角の角の〇を動かす事で、大きさ、角度、位置を変えられます。
各○の役目は下図をご確認ください。
この○を動かすと以下の様な感じに出来ます。
下図は○を動かして、FONTと色を変えています。
FONTをアウトラインすることなくバランスを変える事が出来ます。
まとめ
最初にも言いましたが、グラフィックデザインと文字の組み合わせは
商業デザインには不可欠な物です。
「文字ツール」系のツールを使いこなして、様々なデザインを作製してみてください。
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